2022年3月26日に、神戸市・大学発アーバンイノベーション神戸・「『病』と『厄災』をめぐる比較都市史的研究:感染症対策と公衆衛生言説を中心に」の最終報告会「感染症と災禍をめぐる経験と記憶」が開催されました。本研究プロジェクトは、社会学教室の佐々木祐先生を代表として、地理学教室の原口剛先生、また本研究室出身者などを中心として1年半にわたって取り組まれたものです。現在私たちが立ち向かっているコロナ禍の生活や社会の変化を、歴史的な文脈において捉える報告や、より広い「病」の構築過程から分析する報告、また国際的な比較・分析を通じ、その意味をより立体的に描き出すことが出来たように思います。また、学部生の「社会調査実習」の成果として、ユニークな視点からの調査報告を発表してもらったことも画期的でした。オンラインと対面を併用しての開催でしたが、多くの参加者による活発な議論が行われました。報告資料は公式ホームページから閲覧することができます。
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